「この人、いいな」と思った瞬間、それはもう「好き」の始まりかもしれない。
でも、どうしてそんな感情が生まれるんだろう
いてみたい。いつの間にか心が惹かれていく、そのプロセスをひも解

1. 第一印象で「興味」を持つ
人を好きになる最初のステップは、「気になる」という感情から始まる。
それは、相手の見た目・雰囲気・声・しぐさなど、第一印象で決まることが多い。
心理学では、「メラビアンの法則」と呼ばれるものがあり、
人の第一印象は 視覚(見た目)が55%、聴覚(話し方や声)が38%、言葉(話の内容)が7% で決まると言われている。
たとえば——
・笑顔が素敵で「この人、感じがいいな」と思う
・落ち着いた話し方や優しい声に安心感を覚える
・清潔感やファッションのセンスに惹かれる
こうした「第一印象」が、最初の「興味」につながるのだ。
2. 何度も会ううちに「親近感」が湧く
人間には「単純接触効果」という心理がある。
これは、「何度も接すると、その対象に好意を抱きやすくなる」というもの。
たとえば——
・職場や学校で、何気ない会話をするうちに心地よく感じる
・SNSでよく見る相手に親近感を覚える
・趣味が同じ人と話していると楽しくなる
最初は「ちょっと気になる」程度だったのに、
何度も会って話しているうちに、だんだん「この人、いいな」という気持ちが強くなっていく。
3. 相手の特別な一面を知る
「興味」や「親近感」が生まれた後、
もっと深く相手を知ることで、「好き」の感情が芽生えやすくなる。
・意外な優しさを感じたとき
・自分と同じ価値観を持っているとわかったとき
・真剣に何かに取り組んでいる姿を見たとき
たとえば、普段はクールな人が、ふとした瞬間に優しさを見せると「ギャップ萌え」することがある。
また、「この人は自分を理解してくれる」と感じると、一気に恋に落ちることも。
「好き」は、相手の特別な一面を見つけたときに強くなるのだ。
4. 「ドキッ」とする瞬間が増える
ある日、ふと気づく。
「あれ? なんかこの人のことばかり考えてる」
・会話のあと、ずっとその言葉を思い出してしまう
・いつの間にか、相手のことを目で追っている
・他の人と話していると、なんとなくモヤモヤする
こんな風に、「意識する瞬間」が増えると、
心はどんどん「好き」に近づいていく。
5. 「この人と一緒にいたい」と思う
。ここまでくると、もう「好き」の感情はかなり強くなってると思う
・この人ともっと話したい
・一緒にいると安心する
・特別な存在になりたい
恋愛感情には、たぶん
「安心感」と「ドキドキ」の両方が大切。
相手といると落ち着くけど、ちょっと緊張もする。
そんな絶妙なバランスが、「恋に落ちる」感覚を生み出すのだ。
まとめ:好きになるプロセス
1. 第一印象で「興味」を持つ(見た目・声・雰囲気に惹かれる)
2. 何度も会ううちに「親近感」が湧く(接触回数が増えると好意を持ちやすくなる)
3. 相手の特別な一面を知る(優しさ・価値観・ギャップに惹かれる)
4. 「ドキッ」とする瞬間が増える(意識する回数が増える)
5. 「この人と一緒にいたい」と思う(恋に落ちる)
「好き」の感情は、ある日突然生まれることもあれば、
じわじわと時間をかけて芽生えることもある。
誰かを好きになったとき、
その気持ちがどうやって生まれたのか振り返ってみるのも面白いかもしれない。
コメント