お医者さんにおデブ認定された女王様(0才)

3500gと大きめなベビーとして爆誕。

第一子、長女、初孫。

こりゃもうどこに行っても可愛がられた。

父も母も割とキレイめな顔つきだから

きっと美人が生まれる…!と期待されてた中

顔のパーツは肉に埋もれてほぼ線だった。

だから「かわいいね」とは言われて育たず

「やさしいね」とたくさん可愛がられて育った。

今でも祖父や親戚に「幼少期が一番ブスだった」

と笑われるほどに、庇いようのないブスだったようだ。

まだ自我も芽生えてなければ、ブスという概念もない私は

言葉の習得だけは異常に早かったようで

コミュニケーションをやたら取るぽっちゃりブス赤さんだったそう。

自信に満ち溢れているその目線の先には、いつもご飯。

大体赤ん坊という生き物は

「ママ」ってお母さんのことを指すよね。

赤子にとって母親という存在は絶対。

世界でダントツのナンバーワンがお母さんだ。

しかし私にとっての「ママ」は、”ごはん”を指していたという。

母のことは「たーたん」。二番煎じ感が否めない。

この世に爆誕して

第一位、ごはん

第二位、母

こんな順位を無意識に私はつけていたらしい。(?)

なんてこった、これは母も笑うしかない。

リビングに置いてあったお菓子などは、全て棚の中に隠してたみたい。

祖母も母も自宅のリビングにお菓子を並べるタイプだが

私が勝手にムシャムシャ食べる&貰えないと爆泣きするから。

食べ物がもらえないと泣くからって(しかもしつこい)

母も祖母も隠れて食事していたそうな。

そんなこんなで食い意地が生まれた瞬間からすごかった私は

ちゃんと健康診断で引っかかって、ちゃんとデブだった。

あ、ミルクはいつも一気飲みだったって。

嫌がったことは一度もないってさ。

母はそんな私を見て

「クラスに1人いるふくよかな子になるんだな^_^」

って本気で思ってたみたい。

与えられまくって育った私は

下の兄弟が生まれるまでは一家の女王様。

そのマインドが今でも根底にあることを感じることがある

自分が大好きでいられるのは

母や祖母の努力と、家族みんなからたっぷり受けた愛のおかげ。

私は家族が大好きだ。生まれた瞬間からね

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